代表挨拶
市民の皆様と共に自由闊達な議論を踏まえ、新たな『知見』を共有し、多様な角度から市政に関与する主権者として、『住んで良かった街』となるよう、英知を集めて運営していきましょう。
ヨコハマ市民自治を考える会
代表 倉田 謙
こんな経緯で結成しました
2019年8月、林市長(当時)が選挙公約を破り山下埠頭へのカジノ誘致を表明したことで、カジノ反対の市民運動が高まり、カジノだけでなく、林市政についての様々な問題点を考える市民有志が集まり、2020年11月 に「ヨコハマ375万人、市民自治をどうする!」というシンポジウムが開催されました。これを契機に、「ヨコハマ市民自治を考える会」が発足しました。
前林市政下において、カジノの是非を問う住民投票条例を求める市民の声は、二元代表制(市長と市議会)の名のもとに切り捨てられました。市民要求を実現するためには、間接民主主義の選挙だけでなく、直接民主主義の基本となる市民自治が必要なことを身をもって学びました。
しかし今日、377万人が生活する日本最大の基礎自治体である横浜市は、最も市民の声が届きにくい自治体になっています。議員を選ぶ選挙制度は区単位のため、少数政党や無党派候補に不利、市民参加しやすい環境は未整備です。
他方で、国から地方自治体への下請け機関化の動きも強まっています。こうした市政の現状を変えるためには、市民自治の力が求められています。市政の歴史を振り返ってみると、1963年に誕生した飛鳥田市政は、全国に先駆けて市民自治による市政運営を目指した経験をもっています。「地域のことは、そこで暮らし支え合っている市民が決める」〜これが私たちの原点です。
会の目指すもの 運営について
一、横浜市政の課題について学習し、討論を通じて市民自治の力を身につけ、運動を広めて、課題を解決することを目指します。
一、 情報収集、情報交換、市会の傍聴等々から、学習・論議して市民の声を反映させます。
一、専門家、学者、各界の有識者を招いて、公開学習会、講演会、シンポジウムなどに取り組みます。多くの他市民団体と連携して行います。
一、その成果を反映、チラシ配布、街頭宣伝行動、市民集会、記者会見などを通じて市民に伝えます。
【運営について】
市政に関心のある市民ならば誰でも参加できます。
個人参加が原則です。
参加希望の方は、会へメールで連絡ください。
定例会は毎月実施しています。部会活動は都度実施しています。